日本のGDPが、2011年になっても2007年のレベルを回復できず、それより 3%程度低いレベルでしかないというのは、深刻に考えるべき事態である。これ は、「2007年以来5~6年の期間にわたり、成長がない」ということを意味するか らだ。日本は、「これから先さらに失われる10年」の入り口に立っていると考え ざるをえないのだ。