>  2010/02/07 (日) 10:41:05        [qwerty]
> > 文字でいい?(;´Д`)
> 是非頼む(;´Д`)

自由民主党の石破茂であります。
総理、初当選から二十三年過ぎました。お互いに同期当選、昭和六十一年、七
夕選挙でした。総理は竹下派の一期生として、私は中曽根派の一期生として、
ともに議席を得ました。同期当選が四十六人ありました。今でもこの衆議院に
議席を持っておる者は、自民党で七名、民主党では総理お一人だけでありま
す。随分と時間が過ぎました。
当時、ユートピア政治議員連盟というものをつくりましたね。お互いにそのメ
ンバーとしていろいろな議論をいたしました。そのメンバーも今やほとんど
残っておりませんし、若い方々は、そんなものあったのかねというようなこと
かもしれません。名前からして何なんだと言われました。ユートピア、そんな
ものはどこにあるんだと。ある意味でパラドックスみたいなものだったかもし
れません。
一年に幾らかかるかというのを出しましたね。みんな出しましたね。随分と批
判を浴びた。そんなものを出してどうするんだというようなおしかりも随分い
ただいたけれども、幾らかかるんだというのを正直に出すことから始めなけれ
ばいけない。あの議論の中核は何だったか、それは、民主主義とはある程度お
金のかかるものだ、大切なものはただじゃない、お金のかかるものだ。では、
一体そのコストはだれが持つのが正しいのかというのが議論の中核だったはず
です。
我々がいろいろな御批判を浴びながらも政党中心の小選挙区制度に変えていこ
うとしたのは、一つは、政権交代が可能になるような制度が必要だと思ってき
ました。中選挙区制ではどうしても政権交代というのは起こらない、主権者の
選択によって政権がかわることあり得べし、それが小選挙区制だった。
 もう一つは、政党中心ということは、世襲議員や二世議員でなくても、官僚
でなくても、有名人でなくても、お金持ちでなくても政治家になれなければう
そなんだということだったはずですよね。そして、官僚じゃない方、二世じゃ
ない方も大勢出てこられるようになった。
問題は、資産家であればどうなんだということなんです。つまり、それが贈収
賄に関係していないからとか自分のお金だからとか、そんなことは通りません
よということだったはずですね。そのような認識、お持ちですか。

参考:2010/02/07(日)10時37分04秒