アメリカの見積もりでは中国が空母建造に必要とする資金は 以下のようになっている クズネツォフ級に相当する6万トン級空母の建造費用…20億ドル (中国の安い労賃や材料費を考慮に入れた額) 艦載戦闘機(Su-33級の機体×50機)…50億ドル AEW機・対潜哨戒機・ヘリコプター…30億ドル 護衛駆逐艦…ソブレメンヌイ級が6億ドル、そのほかのフリゲートや 補給艦の費用を合計すると40億ドル以上。 一個空母機動部隊を編成するのに必要な経費は100億ドル。中国は2個 空母機動部隊を編成するであろうから、総経費は200億ドルになり、こ れを10年をかけてで出費すると、海軍の兵器導入予算の半分が毎年投 じられ続けることになる。 空母機動部隊の年間維持費は2億ドルになると見られる。これらの経費 は海軍予算の3分の1を投じる事でカバーできる。