2010/03/06 (土) 19:30:56        [qwerty]
こないだ、とある高級和食の店に叔母とその息子夫婦と俺と嫁で食事に行った。
そこは6人掛けの掘り炬燵で、それが丁度サイコロの目の6のような配置になってて
先に団体予約で入ってた婚活の連中が居たのだが時間オーバーでも強引に居たらしく
俺らは、そこの一角のテーブルに座るように店員に薦められた。

案内してくれた店員は勘違いをしていたらしく衝立に仕切られたテーブルの逆。
要するにサイコロの目の左下が衝立に仕切られた場所であったのに逆の右下に
案内してしまったようだ。

まるで俺らも婚活パーティーに参加してるような感じになった。

衝立に仕切られたサイコロの目の左下のテーブルは当然空席だ。

そこで突如サイコロの目の中段左にあたる席で参加者の女が

「デート当日はデートに付き合ってる時間の拘束時間に対する対価、例えば記念品
のような物をデートの最後に貰う権利があるし期待すること自体は正当なことよ」と
熱く語ってる。

聞いていた俺ら一堂、茶を吹いた。いや吹き出しそうになった。

叔母は「どうしょうもない女だねぇ」と呆れ顔でトイレに行ってしまった。

おもしれぇので叔母の息子に「おい!ちょっと来いよ!もっと近くで聞いて
みようぜ」と叔母の息子を引き連れて衝立の裏側にあたるサイコロの目で言う所の
左下テーブルに行って、衝立の裏側で会話の内容を聞いていたら、婚活メンバーの
男3人が、何を勘違いしたのかテーブルに残されたウチの嫁と叔母の息子の嫁を
出席者と勘違いしてナンパ(婚活)し始めた。

それを見た俺と叔母の息子はブホッって吹き出して、その面白光景をニヤニヤと
傍観することにした。

必死に俺らの嫁に話しかけている妙齢のオッサンを眺めてクククって笑っていたら、
トイレに立った叔母が戻ってきて「あら?お友達?」と婚活おっさんに話しかけた。

「えっ!えっ!・・」と動揺する婚活おっさんと周囲の変な空気。笑い転げる
馬鹿息子2匹を見てすべて理解した叔母はドスドスとこちらにやってきて。

ガンッ!ゴンッ!「あんたたちいい加減にしなさい!趣味悪いわね!」とグーでシバかれた。

嫁たちも結構楽しんでたくせに急に被害者ぶって叔母と3タッグで説教モード

その後馬鹿息子二人は記念品贈呈を約束させられましたとさ