たとえばここのことはひみつですよー、と文ちゃんの隠れ家におよばれにあがって 談話しているとき、おもむろに文ちゃんは鳥なのでお乳はでませんよねとたずねてみたとしてですね まぁ一応鳥なのですが化けてはいるので…と文ちゃんは思案すると あ、そうです!待っててくださいと台所に向かったかと思うと お待たせしました~と暖かいホットミルクを持ってきて 行き詰ったときはよく作って飲んでいるのですよ、えひひ…と照れ笑いする文ちゃんに 大切に大切にカップを手で包んでこれが、文ちゃんのままおちちなんですねと言ってみせると あ、いや、違いますよと必死で訂正する文ちゃんに見せ付けるようにおいしい、おいしい言いながら飲み 訂正が無駄だと悟った文ちゃんがあや、あややややややや……と赤面しながら 私への間接授乳光景を眺める様を想像しつつ人肌程度の牛乳を飲むのは俄然興奮していいですね(笑)