> 2010/03/11 (木) 20:56:03 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > 幸せになれる人の数は決まっているんだよ
> 幸せって何だろう?
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
> メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
> 「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
> と尋ねた。 すると漁師は
> 「そんなに長い時間じゃないよ」
> と答えた。旅行者が
> 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
> と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
> 「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
> と旅行者が聞くと、漁師は、
> 「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
> 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
> すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
> 「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、
> もっと長い時間、漁をするべきだ。
> それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
> その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に
> 魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな
> 村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンの
> オフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
> 漁師は尋ねた。
> 「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
> 「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
> 「それからどうなるの」
> 「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
> と旅行者はにんまりと笑い、
> 「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
> 「それで?」
> 「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、
> 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
> 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。
> どうだい。すばらしいだろう」
参考:2010/03/11(木)20時54分52秒