2010/03/22 (月) 08:24:00 ◆ ▼ ◇ [qwerty]自分で言うのも何だが私は何処にでもいる変わりばえのない人付き合いの苦手な平々凡々な女性だ。
だが一つ人と違う特徴というか嗜好がある。
それは昔からハサミで何かを切るのが好きだった。
だから切り絵とかが好きだった。
だが私は作品を作るのが好きなのではない。ただハサミで切りたいだけなのだ。
シャキンと切る際の音と手応えが私は好きだった。
だから私はシ●ーハンズやクロック●ワーのシ●ーマンのような奴等とは違う。
彼等の殺し方は“刺す”であって私のように“切る”ではない。
第三者からすれば大差ないかもしれないが私には重要な事なのだ。
だから私はハサミは切る為にしか用いない。
あんなものはハサミに対する侮辱なのだから。
その事を留意していただきたい。
私は世間では異常者の部類に入るだろう。
子供の頃友達と美容師ごっこをして数少ない友達を丸坊主にしてしまった事もある。
彼の従姉妹にその後病院送りにされたがあれはあれでいい思い出だ。
彼が周囲に言い触らさず、笑って許してくれたから私の周囲に変化はなかったがあれ以来私の切りたい欲求は人の持っていない特殊なものだと理解した。
その衝動に耐えられない私には美容師等になれる訳がない。
趣味は趣味のままで終わらせるべきなのだ。
私は紙も布も髪も思う存分切りたい。
だが人間の髪を切り続けていれば問題になる。
自分の髪も限界がある。
紙を切っても布を切ってもそれはそれで満足がいくのだが私はいろいろなものが切りたい。
だから私は人とは違い、されど他の生物よりも人に近い存在を標的に選んだ。
それが だった。