東京の大学に行きたいと我が儘を言った私に対して、 「あんたが決めたことなら、お母さんは 何があってもあんたを応援するから。」と 体の弱い一人娘の私を、送り出してくれた母。 もうあれから何年も経ったけど、 「体に気を付けて、精一杯やるんだよ。」と、 目に涙を浮かべながら手を振り、何度も後ろを振り返り、 東京駅の改札から遠ざかっていった母の後姿が忘れられない。 お母さん、私は東京で今も元気で暮らしているけど、 お母さんに会いたくて仕方がないよ。 お母さん。元気にしているかな。 お母さん。