ＮＨＫ大河「龍馬伝」が１７・７％と、初めて２０％を割った。この日は裏に日テレの強敵「世界の果てまでイッテＱ！」もなく（ 
日テレ、フジとも２時間特番が同率の１２・７％）、にもかかわらずガクンと落ち込んだのは、３連休の真ん中という特殊事情のせいか。 

　この日曜は日テレ「笑点」が、桂歌丸の３週間ぶり司会復帰という話題がありながら１５・３％（前４週平均より 
６・７ポイント減）にとどまり、１８・３％を取ったフジ「サザエさん」も同じく３・０ポイント減。これも同様の理由によるものか。 

　一方で、同日２１時からの日テレの２時間特番「行列のできる法律相談所」は逆に２・９ポイント増の１９・９％をマークし、 
首位となった。連休の影響も２１時過ぎには及ばないということか。 

　ともあれ、期末編成が始まったこの週は、大河のダウンもあって２０％超は１本もなし。 

　そんななか、ネタ見せ番組として一世を風靡（ふうび）した日テレ「エンタの神様」が終了した。数多の芸人をブレイクさせ、 
平成１７年１月２２日の２２・０％を最高に、ひところは２０％をたびたび超えた人気番組だったが、 
最近は１ケタ台も。最終回２時間特番の１９・３％は有終の美と言っていいだろう。