施設の配給に群がる乙女たちが、今日も白液書房の様なアヘ顔で、鉄条網が張り巡らされた収容所をくぐり抜けていく。 常識を知らない心身を包むのは、淡い緑の作業服。 顎の下にかけられたよだれかけは乱さないように、首にかけられた名前と住所と電話番号が書かれたプレートは翻らせないように、 犬の様に4本足で歩くのがここでの規律。 もちろん、突然大声で叫んだり泣き始めたりするなどといった、はしたない生徒が大半だった。 私立リリアン女学園 やまゆり学級(特殊学級)。