>  2010/04/20 (火) 15:10:27        [qwerty]
> > (編):ちなみにオモチャが雷に打たれてHEROMANになったということについて、
> > 今後説明はあるんですか?
> > 南さん:たぶんありません。スタン・リーのメモにもなかったですから。で
> > もみんな疑問に思いますよね。実は私達スタッフも何かリアリティのある設
> > 定を作らなければといくつかアイデアは起こしたのですが、それをスタン・
> > リーに見せたら「必要ない」って。彼の中では、「ヒーローを求めるジョー
> > イの気持ちが壊れたおもちゃに宿って、それがヒーローになった。」で充分
> > なんですよ。とはいえ、雷に打たれて誕生したということについては、私達
> > スタッフの拠り所として共通の考え方は持っていたりはします。
> > でもこれを作品では描くつもりはないんです。作品を最後まで見てもらえば、「ジョーイの気持ちが、HEROMANを作りだした」という設定が納得してもらえると思っています。
> > スタン・リー×ボンズ New ヒーロー!『HEROMAN』プロデューサー 南 雅彦さんインタビュー | EnterJam – エンタジャム -
> > http://enterjam.com/main/anime-jam/20100419/8582
> > スタン・リー翁はおおざっぱだなあ(;´Д`)
> ていうか日本のアニオタがキモいなぁ
> 雷に打たれてヒーローが誕生!!
> これに説明を求めるのか(;´Д`)

いつものようにバイトに精を出すジョーイ
カランコロン
(新しいお客さんだ…珍しいな)
「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりですか?」
いつものように注文を聞く。
しかし、男はそわそわしながらジョーイをチラチラみながらこう言った
「あ、ああ…い、イタリアのコーヒーあるかい…?」
(ド…クン…)
鼓動が早くなるのがわかる。符号の始まりを意味している注文だ。
「エスプレッソですか?…お一つですか?」
「いや、2つ頼むよ…」
「…ミルクと砂糖は…?」
「塩を。一つまみ頼む」
体の芯が火照り、熱くなる。
「…ジョーイ、2階に案内しな」
「うん、わかった。どうぞ…2階です」

………
……
…

「ジョーイ、今日はもう上がれ」
「はい…」
「…いつもすまんな」
「やめてくださいよ、もう。それに僕もお金がほしいですから…」
ことが終わったあとは決まって気分が落ち込む。
お金が必要。だから体を売る。
それだけのはず。そう割り切れるはず。
でも
体が求めているのがわかる。
お金のためだと割り切れたら、どれだけ楽だろう。
ジョーイはぼんやりと、そう考えながら家にたどり着いた。
「ただいま」
「ジョーイかい?おかえり。お友だちがきてるよ」
「友だち?こんな時間に誰だろう…」
荷物を下ろし、上着を脱ぎながら2階へあがる。
ああ、シャワーを先に浴びたいな。そんなことを考えながら部屋に入った
「よお、ジョーイ」
「サイ!」
そこには一番の親友、サイの姿があった
「どうしたのさサイ!こんな時間に!」
陰鬱とした気持ちが吹き飛ぶ。
サイは友だちだ!心が軽くなる!
「いや、ちょっとな。近くに寄ったもんだから」
「嬉しいよ。ちょっとアルバイト先で嫌なことがあったから」
「珍しいな。お前がそんなこと言うなんて」
「ちょっとだけだよ、ちょっとだけ。そうだ、何か飲み物貰ってくるよ」
「ああ、そうだな…それなら」


「イタリアの…コーヒーあるかい?」

こういうのを翻訳して御大に渡してみたい(;´Д`)

参考:2010/04/20(火)15時06分17秒