2010/05/04 (火) 12:55:14 ◆ ▼ ◇ [qwerty]ジブリ作品は単に優れた子供向け娯楽作品であるというだけでなく、同時に優れた批評性を持ち大人の鑑賞にも堪えられるだけの質の高さを備えていると感じています。
ただし、国内で流通するスタジオジブリの映像ソフトのあまりにも高額な価格設定の不可解さについては、いつも首をかしげざるを得ませんでした。
20年以上前に公開され興行的に大成功を収め、その後に発売されたVHS、DVDも大ヒットしたこの作品のブルーレイが、なぜ今さらこのような信じられない高額で発売されるのでしょうか?
このありえない価格設定にはどうのような意図があるのでしょうか?徹底的にジブリファンから金を搾り取りたいのか、あるいは自分たちの作品の質に奢り自ら付加価値をつけているのか。
残念ながら、そこからは旧作を廉価版として発売し長年にわたって支えてくれたファンに感謝の意を示そうとする企業としての善意はまったく感じられません。
ジブリソフトの国内販売価格が異常に高価であるという事実は、海外での販売価格と比較すれば一目瞭然です。同じ販売会社であるにもかかわらず、このような内外価格差が生じるのはなぜでしょう。
作品そのものの質が高いだけに、この価格設定だけが非常に残念でなりません。なので作品としてではなく、このあまりにも高額な値札を付けられた「商品」として辛口に採点します。
http://www.amazon.co.jp/dp/B003CP67XE/