インターネットの児童ポルノのサイトを閲覧できないようにする「ブロッキング」と呼ばれる 対策について、総務省は範囲を限定したうえで、今年度から実施する方針を示しました。 インターネット上の児童ポルノをめぐっては、サイトの管理者に画像の削除を依頼しても 応じない場合が多いため、サイトへの接続を遮断して閲覧できないようにする「ブロッキング」と 呼ばれる対策が有効とされています。 サイトにアクセスする人の記録を調べることになり、通信の秘密を侵すとして、 総務省は児童の人権が著しく侵害されていて画像の削除ができないケースなど、 ほかに手段がない場合に限定すべきだという見解を示しました。 一方、警察庁などは幅広く導入すべきだとして意見が分かれています。