日本でも戦前貧しさのために中等教育も受けられなかった ある数学好きの農村青年が 初歩の台数の本すら読まずまったくの独学で十数年も考えた挙句 小学校の恩師に「自分は数学上の大発見をした」と持ってきたのを見ると それは二次方程式の解法であったという悲劇があった 十数年でまったくのゼロから二次方程式の解法を編み出すくらいの才能があれば もし専門書を読み「規制知識」を土台にして研鑚を積んでいたなら 豊かな果実を得られたかもしれない それができなかったから壮大なエネルギーの浪費に終わったわけだ