2010/06/04 (金) 23:38:14        [qwerty]
 バスに乗っていた。時間が遅く宿が無くて困っていた。

同乗していた人が「だったら寮に泊まっていく?」と申し出た。

他にあても無いのでお願いした。

 その寮に到着。外見は寮というよりホテルだった。

10階以上ある吹き抜け、東京駅横須賀線へのエスカレーターより

長いエスカレーター。白を基調とした近代的な作り。

 しかし泊まるには条件があるという。

 一つはこの寮の仕事を手伝うこと。

 そしてもう一つは女装すること。

 この寮は女子寮らしい。寮長や用務員も女性しかいないそうだ。

 備品の補填を頼まれた私は、かつらをつけて女装し部屋を回る。

エスカレーターですれ違うのは当然女性ばかり。みたところ

女子高生くらいの年代のようだ。楽しそうにおしゃべりしている。

バレないかひやひやしながらうつむく。

 リストに従い備品を置いていく。部屋は生活感に溢れ、

布団が引きっぱなしだったり、脱ぎっぱなしだったり。

女性だけの生活はこんなものかと現実を目の当たりにした感想だ。

 先ほど多くの女性とすれ違ったのは、何か集団で用事があったのか

入る部屋はみな出払っていた。私はすっかり安心し、

少し休憩することにした。

 暑かったのでズボンとカツラを取ってリストを眺める。

「もう少しで終わるな」

 とそこへ、人が帰ってくるもの音がした。

 私は慌ててズボンを穿き、カツラを着けるが……間に合わない!

というシーンで目が覚めました。時間は16時半を回ってた。