(1)ダイオキシン……旧式のごみ焼却場から生じるとされ、大規模な設備更新が集中的に行われた。しかし、ほとんどのダイオキシンは過去に散布された農薬に由来するものだった。 (2)環境ホルモン……生殖機能阻害やがんの懸念があり、疑いがある化学物質の使用規制が取りざたされた。調査研究の結果、人体への影響はないとされている。 (3)牛海綿状脳症(BSE)……食肉牛の全頭検査体制が敷かれた。感染の危険性が極めて低いことが分かったが、自治体は2010年度も検査を続行する。