祥子「買わないわよっ！」
祐巳「へぇ？・・・」
祥子「だから買わないっていったのよ。それよりあなたのその間の抜けた受け答え、どうにかなら無いものなの」
祐巳「でも、お姉さま約束は？」
祥子「約束を保護にするつもりは無いわよ。でも祐巳、あなたったすぐにでも成り買いしそうな勢いですもの」
祐巳「だって、ずっと待っていたんです。買い場を・・・」
祥子「何も、買わないとは言っていないわ。ただ、今すぐと言うのはどうかしらって、相談しているだけよっ」
祐巳「嘘っ。お姉様は、今はっきりと買わないって言いました」
祥子「揚げ足を取るのはおやめなさい。ほんとに最近反抗的なんだから」
祐巳「お姉様の一言一言が含み損持ちの私の心にはぐっさぐっさ応えるんです」
祥子「まぁ。それだけ口答えして、含み損持ちがあきれるわ」