細野氏はまた、私的な支出を否定したが、数百枚あった領収書の中には、少女漫画を中心とする コミック17冊、15万円のスーツ1着、パチンコで流れる音楽を集めたCDのほか、治療費、下着を 買ったものもあった。 このほか、荒井氏は辞職して議員会館の事務所を引き払った後も、江田五月参院議長の 議員会館事務所内に、「東京事務所」の電話を置いていたことが領収書から判明。 しかし、衆参の取り決めでは、「議員会館の事務所は議員1人に1室」と規定されている。 こうした点について、荒井氏は、コミックなどの支出は「適切かどうかとなると、少し 反省しなければならない」などと述べ、「私的な流用と認めるのか」と質問されると、 「皆さんのご判断ですね」とした。江田氏の事務所に電話を引いていたことについては、 「現時点で詳しいことは話せない」と話した。