ロシア、新型AWACSの開発へ A-50(NATOコード:メインステイ)を開発したベリエフ社は、この度ロシア 軍向けにA-50の後継となる新しいAWACSを開発する事を明らかにした。 新型AWACSはこれまで開発してきたA-50UやA-50EI(インド軍向け。イスラエ ル製レーダー搭載)よりも大幅な能力向上を目指す。試作機はIL-76MDを使用 するが、量産型は開発中のIL-476輸送機をベースとする。現在試作機が製造 中であり、2年以内の初飛行を目指している。 既存のA-50についても近代化(A-50U)が実施されており、これによって最大 探知距離は650km、戦闘機大の目標は最大300km、戦車等の地上目標は250kmで の探知が可能となっている。