> 2010/06/24 (木) 07:24:01 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> 誰か今日の朝礼のネタくれないか
為政者にとって、新たな税金をかけたり、税金を上げたりするのは、冒険である
ローマ皇帝ウェスパシアヌスは、公衆便所にまで税金をかけたと伝えられる。
人々の恨みはそうまで深いということか。
今なお「男子用公衆便所」を指すイタリア語(ヴェスパジアーノ)やフランス語(ヴェスパジエンヌ)に、その名がのこる
そういう意味では菅首相の“勇気”は評価すべきかもしれぬ。
「消費税10%」を公約に明記した自民党に乗る形とはいえ、今日から始まる参院選を前に「10%」案を自ら口にした
ただ、いわゆる二大政党がともに消費増税の方向では、反対の有権者は「どちらに入れても賛成票になるのか」と戸惑っていよう。
だから、どんな選挙結果でも、それは増税に向けたお墨付きにはならない
それに、いきなり「10%」はいかにも乱暴。ことは暮らしを直撃する血税の話だ。
民主党はムダ遣いをなくせば巨額の財源になると言っていたはず。
それが無理だというなら、まず「私たちが甘かった」と総括すべきで、その上で、増税以外道がないという理由を縷々、国民に説明していくのが筋である
<金にはにおいがない>とは、公衆便所への課税を下品だと批判した息子にウェスパシアヌスが言った言葉から出た成句。
そんなことはない。税金に人々の血と汗のにおいをかぎとれないで、何の為政者だろう。
参考:2010/06/24(木)07時14分25秒