欧米の美術品市場が過熱している。金融バブル崩壊の後遺症に苦しむ欧州各国が 緊縮財政策を実施する中、経済成長を続ける中国やブラジルなどが美術品市場に 参入し、原油価格の上昇でロシアや中東のオイルマネーも復活した。主要国の 超低金利マネーが美術品市場に流れ込んでいるようだ。