わたしは政治が民意を反映することを拒絶しないが それでもそこらの有象無象が国家と自分を同一視して 危機に立つ祖国、なる煽り文句に反応するのを見ると驚かずにはいられない 何百年もの間、国境線は彼らの頭上を行き来していた たまたま彼らを国境線の内側に囲い込んだのが伊藤博文であろうとマッカーサー達だろうと、何の違いがあるというのか プロ市民たちの方が支配者としてはだいぶ慈悲深いだろう