>  2010/07/01 (木) 16:26:37        [qwerty]
> 「す……らい……む」
> 「べす! しっかりしてね! もうすぐ逃げられるからね!」
> 「……すら……いむ……はもう……べす、だけ……でも」
> 「なにいってるのおおおお!? すらいむはべすとゆっくりしてくれるんでしょおおおおお!? べすはかり
> がへたなんだよ!? すらいむがしんだらべすはどうやっていきていけばいいの!? だれがごはんもってくる
> の!? だれが、だれが、べすを……」
> 「……」
>  泣きながら絶叫するべすに、すらいむは小さく笑った。
>  そして、産まれてからこの瞬間までの、ゆん生を思い返した。 それは、人間では走馬灯と呼ばれるものであ
> る。
>  すらいむの中枢餡は、僅かでも生き延びようと、幸せだった光景をきらびやかに映し出した。
>  優しい両親、可愛い姉妹、そして、幼馴染の、おうたが得意なべす。
>  ずっと一緒にいた。
>  今日の朝にプロポーズをして、受け入れられた。
>  これから先もずっと一緒だと、二人は身を寄り添った。
>  もう、すらいむは幸せな未来を生きることはできない。
>  口も動かない。
>  しかし、伝えるべき一言だけは、決まっている。
>  最後の命を振り絞って、すらいむは笑顔を浮かべた。
> 「べす……」
> 「すらいむ!?」
> 「ゆっくり……してい――――」
> ぐちゃっ

うぎゃああああああゆっくりできないいいいいいいいいいいいいい

参考:2010/07/01(木)16時24分32秒