2010/07/03 (土) 05:25:09        [qwerty]
なぜ大金持ちや大成功した人達が時に社会主義者になるのか?
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51714833.html

一般に資本主義というのは金持ち優遇で貧富の格差がはげしい社会システムだと考えられています。
一方で、社会主義とは社会全体の活力を失うものの、格差という点では平等な社会システムだと考えられています。

なので、鳩山由紀夫前首相のような超金持ちが社会主義者だったりすると、ひとつのパラドックスのように感じられます。
また、昔は資本主義経済の申し子のようだった勝間和代女史も、自己啓発の指導者として大成功すると、
とたんに社会主義的になってきて、高額所得者の所得税は昔の70%ぐらいにしないと格差が広がってしまうなどと
おかしなことをいいはじめました。自身が高額所得者の勝間女史がこのようなことをいいだすのは、
やはり何か矛盾しているように思えます。

別の例をあげると、かつては自由市場経済による競争政策を徹底しようとしていた中谷巌氏なども、
一橋大学の名誉教授になったり、大手シンクタンクの理事長に就任すると、いつのまにか
「資本主義はダメだ。ミャンマーはGDPが低くて貧しくてもみんな幸せだ」とかわけのわからないことをいいだしました。
これも中谷氏自身が資本主義社会の成功者なのに、そういったことを否定するというのは不思議です。

しかし、僕にいわせてもらえば、これらはパラドックスでも何でもありません。