英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの生物学者、 アンドリュー・ゴールズワーシー氏は、携帯電話の放射線が ミツバチに影響を与える可能性はあると指摘する。 同氏によると、ミツバチの方向感覚のもとになる青色光受容体が 携帯電話の放射線や基地局の影響を受け、感覚を失い、巣へ戻れなくなるのだという。 同氏は英国情報通信庁に、ミツバチを混乱させないため電話の周波数を変更するよう提案したという。 だが、携帯電話事業者の業界団体はCNNに対し、 これまでの研究で指摘されているCCDの原因に電波の影響は含まれていないとしており、 英国サセックス大学の専門家も、電波がミツバチに与える影響はまだ明らかにされていないと語っている。