『ザ・ウォーカー』。 老化の進んだゲイリー・オールドマンがノーメイクでメイスン・ヴァージャーに似てきて ハンニバル厨の俺歓喜。話はというと、山刀一本と弓矢だけで超人的な戦闘力を誇るデンゼル・ワシントンが、 YOUはSHOCKな無法の荒野で、西を目指してひとり聖書を運んでいる。 通りかかった町を恐怖で支配する独裁者ゲイリーは、人類文明を荒廃させた大戦争以前に 大きな力を持っていたという聖書を手に入れ、より多くの人を支配しようと、デンゼルを狙う。 ドンパチの末にゲイリーは聖書を手に入れるが、それは点字で書かれており読めなかった。 そんな「このワシントン生来目が見えぬ!」なデンゼルは西海岸に辿り着く。 かつてのアルカトラズ刑務所は、文明復興を目指す人々の拠点となっていた。 彼らは過去の書物や美術品を集めて保護・研究し、今やいよいよ 活版印刷による民衆への啓蒙を始めようとしている。デンゼルは丸暗記していた聖書を口述筆記させ、 ここに新時代のアルカトラズ版聖書が印刷される運びとなったのである。 めでたしめでたし。