>  2010/07/12 (月) 02:16:50        [qwerty]
> > 元々ザールの取り合いにいい加減疲れた独仏がEURATOMで融合しようぜ
> > ベネルクスといっしょに、だったのに、なぜかイタリアとスペインが
> > NATOなのに敵国ソ連のため団結を、とか言い出して
> > 将来の公債償還が怪しくなった北欧が手を上げて
> > ギリシャが難癖付けはじめてキリスト教同盟化してバルカン半島に導火線が敷かれ
> > これじゃまずいとトルコを入れたらソ連が破綻して
> > 東欧失敗国家群が群がってきて
> > ぐだぐだになったのがEUとユーロ
> > 俺97年あたりにマーストリヒト条約とかECBのブレトンウッズ政策の構造欠陥で
> > 論文書いたんだけどなぁ。残念ながら予想よりもひどくなった
> > 当初通り英独仏で第一ユーロ、イタリアスペインあたりで第二ユーロ、って感じで
> > 統合してればよかったんだろうが、チェコスロバキアもユーゴスラビアも分裂するような体たらくではねぇ
> > ローマ帝国の定義ひとつの問題、といってしまえば話は簡単
> > 神聖ローマ帝国が西ローマ帝国、更にはローマ帝国化してパックスロマーナ再びという
> > 錦の御旗だけは立派だったけど
> > 中世あたりのバルト帝国とか大ルーマニア主義とかリトアニア帝国とか大ポーランドとか
> > その辺の規模でまとめておけばよかった
> ここはなんか凄いのがおるのな(;´Д`)元々は戦争回避のための統合だったのに
> 何故か経済統合に摩り替わっちゃった辺りが不幸の始まりだったかも分からんね

欧州合衆国論とか、基軸通貨云々で湾岸に二度と、ユーゴスラビアに戦火を撒き散らした。
言い出した主にドゴール主義者どもは全員磔にされてしかるべき(;´Д`)
四つ裂きにすべき連中は既に地下だが(;´Д`)

ごめん、ちと間違った部分がある
ブレトンウッズ体制下におけるプルーデンス政策(破綻危機時、通貨破綻防止のための財政・金融・競争政策)だった(;´Д`)

要は、ECBには各国に対する財政規律を要求する権利はあるけど財政政策を強要できないために
うんこ国家を蹴り出すしかないけど、それってユーロの通貨的にどうよ
というお話が既に前世紀になされていて、おかげでノルウェーやイギリスは
間一髪助かったけど、予想外にスイスフランの価値が低すぎて膨張したユーロの信用を元手に
投機師たちがスイスフランを借りて鞘を抜くという行動に出てしまって、ここは予想外だった(;´Д`)

結果として湾岸やら中国東欧に巨大な資産バブルができてしまって、巨額の国内公債を抱えている日本が
比較的マシという(ちなみに石油穀物に一度流れ込んだハイパワードマネーが現物を食いつぶし)行き先を失った金がいままさに日本国債に押し寄せてきて
国債発行余力は確かにあるけど過剰に増やすとこいつらに食われるだけなので増やすこともなかなか
難しいのですね。単体ならじゃあ日銀引受政府紙幣で終了なんですが、今はこの波を押しとどめないといけない(;´Д`)

なので、公債比率とかデフレギャップを出して財政出動だ、という人の気持ちも判らんでもないですが
今やると確実に日本にまたバブルが発生する。それも恐るべき速度で膨らんで破裂(;´Д`)

なので、やるなら中国が破滅してからやればよろしいというのがスタンスですはい(;´Д`)

参考:2010/07/12(月)01時44分27秒