日本郵政グループのゆうちょ銀行で7月12日に発生した民営化後最大のシステム障害は、 米IBM製磁気ディスク装置(HDD)内の制御装置のバグ(プログラムの欠陥)が原因だったことが16日、分かった。 2台ある制御装置のうち、誤った命令で正常な装置の側を切断し、障害側を稼働させたために大規模な障害を招いた。 ゆうちょ銀はIBMに対し損害賠償請求を行う方向で検討しているという。