鳩山前内閣が2010年度に入って国庫から支出を受けた内閣官房報償費(官房機密費)は、 2010年4-5月の2カ月間で計3億円に上ったとの答弁書をだした。 共産党の衆院議員の質問主意書に対して。 当時の平野博文官房長官が 4月2日、同28日と5月25日に各1億円ずつ、計3億円請求し、支出を受けた。 平野氏は昨年9月の政権交代以降、昨年度中は毎月6000万円ずつ請求していた。 仙谷由人官房長官は11日の記者会見で、請求額が増えた理由について 「まだそこまでうかがっていないので分からない」とし、 引き継ぎ時の残額も「お答えしないことになっている」として明らかにしなかった。