腕の立つ大工ではあるが、ギャンブルと酒に目がなく借金まみれだった源さん。 妻と娘には20年前に家を出て行かれ、今は一人暮らしだ。 1ヶ月前、現場で気を失い、仲間の薦めで渋々受けた検査結果は末期の肺癌。 余命は半年と宣告され、気力を失った源さんは自暴自棄になり、命の次に大事な 大工道具を全て棄ててしまった。 家に籠もって酒浸りの日々を送る源さん。 そんな彼の元に、娘から手紙が舞い込む。 そこには、自分の結婚式に出席して欲しいと、ただそれだけがつづられていた。 こんな自分を娘は許そうというのだ。 生きる希望を取り戻した源さんは、近所のホームセンターで大工道具を買い直し、 いつか妻と娘に渡そうと貯金していたお金で、娘のための家を建てはじめる。 というダイソー源の小さな家を書いてる間に大草原の小さな家の話題は終わってしまったんだな