> 2010/09/08 (水) 03:16:51 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > 最初のほうでアシタカが弓で盗賊?みたいなのの腕を吹き飛ばすんだけど、
> > 木に矢ごと突き刺さった腕がゴム製みたいに曲がるんだよね(;´Д`)
> > あれ見た時点でこの映画駄目だと思ったよ
> > ギャグにしたいのかシリアスにしたいのかも決断ついてないような思い切りの悪さを感じた
> 宮崎駿が流されて作った作品だと思うんだよね(;´Д`)もののけってさ
> 途中で作りが二転三転したような話も聞くし
> 若い連中に対抗出来る自信が持てないでいたんじゃないかと思う
> 歯切れの悪さ自体作品テーマだと言うことが出来ないこともないけど
> 結局確たるイメージを宮崎自身持てないまま
> 過去の否定否定で作るしかなかったみたいな悲哀を感じる
> でもだからこそその後の宮崎作品の出発点ではあったとは言えそう
宮崎駿がもののけ姫を作った動機っていうのは、要するに風の谷のナウシカやトトロを作ったことによって
自分に貼られたレッテル剥がし・・・なんだよね(;´Д`)
「環境に優しいジブリ」とか「人間と自然との関係についてが宮崎監督のライフワーク」とかさ。
そう世間で思われていることが宮崎駿は死ぬほど嫌だったんだ。本人喫煙者だし。
なので「もののけ姫という映画を作りたい」から作ったのではなくて「自分やジブリに貼られた
レッテルを剥がしたい」ので、そのためにもののけ姫を作ったわけ。(もちろんそんなことは絶対言わないけどね)
どういうことかというと手塚治虫あたりならそういう場合は過去のマンガを描き直すところだけど
宮崎駿は過去の作品を作り替えるのは負けだと考えているのでやらない。
そこで新しく作品を作り、それで過去の作品(ナウシカ)を上書きするみたいな
やりかたを選んだんだよね。
その結果、レッテル剥がしには成功し、今は「自然に優しいジブリ」みたいな言われ方はほぼ無くなった。
その代わり「もののけ姫」という駄作が残った・・・ということだね(;´Д`)
参考:2010/09/08(水)02時41分33秒