山口県警は14日、覚せい剤事件で取り調べ中の容疑者に、所持品のトランシーバー(7千円相当)を譲るよう 要求したとして、組織犯罪対策課の男性警部補(49)を減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にした。 警部補は「仕事で使えそうなものはないか、と考え『捨てるくらいならくれ』と要求した」と認めている。