2010/09/21 (火) 16:21:04 ◆ ▼ ◇ [qwerty]<共同通信社> 一部では、円には手を出すなという声も・・・
欧州HFで日本銀行の介入により米ドル/円相場で、確認をされているだけで962億円という多額の損失を出した、
コンコルディア・アドバイザーズ(Concordia Advisors)の経営幹部は匿名を条件に次のように語った。
同社は金融規制後ヘッジファンド基準審議会(Hedge Fund Standards Board、HFSB)に
加盟しているが、預かり資産のおよそ31%を今回の介入で失ったとされる。
記者:962億円という数値は大きいと思われるか?
経営幹部:その数値は正しい額ではない。それより大きく少ないという事は無いが、損失を出したのは我々だけでは無いはずだ。
もっと多額の損失を出した社も在るはずだ。しかし、大きいと認めざるを得ないだろう。
記者:日本銀行の介入は予測できなかったのか?
経営幹部:正直なところ、このタイミングというのは予測できなかった。ミステイクと言われても仕方が無い。我々は日銀の対応には怒りを感じている。
記者:御社は個人向けのファンドも多く抱えているが為、取り付けのような事になる可能性は?
経営幹部:我々は世界中から多額の資金を調達する能力がある。このような過ちを起こすつもりは2度と無い。
為替取引は何も米ドル/円だけではない。ユーロもポンドもある。只、日本円には暫く近づかないほうがいいだろうと言うだけの話だ。
今回の日本銀行の介入で、我々だけでなく欧州や米国の個人投資家も、多額の損失を出している事を忘れないで欲しい。
同社は、米国で原油流出で多額の賠償を背負う事になった英:BPの大口出資として英議会で問題になったばかり。
2010.9.21 22:26 ロイター・共同通信)