2010/09/22 (水) 19:12:13        [qwerty]
では、イラストレーターはどうかというと、 
先に書いたように、自称するのは容易だが、他称されるのは困難、という現状があります。 
憧れの作家と同じ作風を手に入れても、 

個性がないので仕事が貰えないという点も見逃せません。 

食えない時期はバイトするしかありませんから、 
蓋を開けてみると単なるフリーターになっていたという可能性が大です。 
それに、時給バイトの空いた時間で絵を練習するイラストレーターなど、 
会社から帰って絵を練習するサラリーマンと同じ…… 
いや、バイトであるぶん先が見えません。それ以下です。 

実際に、業界の現状を注意深く観察した結果、 
アマチュアの道を選んだ人も多くいます。 
今は肩書を求めて就職活動する人が少なくない時代ですから、 
このように冷静な人はどんどん減っていくことと思いますが……。 

「俺は真剣だ」 

ということを証明するために、プロを目指す……それが正しいことかどうかは 
一旦置いておきますが、画に対する真剣さは、結局、紙と鉛筆で明らかにするしかないのではないでしょうか。