「キャー!」。コース内に女性の悲鳴が響きわたった。12番パー5。 石川のティーショットは大きく左へ曲がり、密集するギャラリーの中へ飛び込んだ。 ボールは女性ギャラリーの腹部を直撃。地面に座り込み「痛い!痛い!」と苦しむ姿に周囲は騒然となった。 顔をこわばらせながら女性のもとに駆けつけた石川は、サンバイザーを取って 「すいませんでした」と深々と頭を下げ、おわびにボールをプレゼントした。 「これまでたくさん試合を見てきてくれている方で、僕も顔は知っていたので、 本当に申し訳なく思った。(打球事故は)あり得ないことではないので、 起こってしまった以上は、きちんとおわびして気持ちを切り替えてプレーするしかなかった」‐。 これは遼くんが悪いのか?