次にTWS(Track While Scan)モード このモードでは捜索時の反応の顕著なうち最高20目標程度を表示し 表示した目標の速度や移動方向は同時に表示できる 70年代あたりの世代からのレーダーに搭載されている このモードではレーダーの反応は点ではなく、目標の移動方向を示した三角マークで表示される レーダーの種類によってはこのモードで同時に数目標をロックできる カーソルをマークに重ね次々とロックの操作を行う この状態でAMRAAMなどのアクティブレーダーホーミングミサイルをロックした目標 それぞれに発射できる これらミサイルは初期誘導がコマンド誘導方式でなくてはならず その方式ではないスパローなどを誘導することは出来ない しかし単一の機体を狙って追尾しつづけるSTTモードとは違い、目標を失探しやすい また複数の目標をロックしたとき、目標が散開してしまうと レーダー捜索範囲内に全ての敵機を収めつづけることが難しくなってしまう