> 2010/10/10 (日) 22:57:01 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > いわゆるヴィーン楽派は基本的に対位法の扱い方においてバロック期の影響が強いけど
> > ヴェーベルンの例えば交響曲がどの辺バッハに近いのかは小生にはよく分からないので教えてくれ(;´Д`)
> 時代的には平均律の確立と無調への挑戦で似てるけど
> Bachは祖師たちの伝統の集大成やって、楽器の進化で受動的に平均律やってるけど
> シェーンベルクは前の時代の総括をやらずにいきなりぶっ壊し始めた
> という点で決定的に違うと思う
> シェーンベルク以降の実験音楽はとりあえず「できそうなのでやってみた」的に
> 演奏者には超絶的技巧を、聴衆には高度な聴覚能力と脳みそを要求するスポーツなので
> 近づかない方がいいと思う
シェーンベルクが前の時代について総括してないとまで言うとちょっと違和感があるな(;´Д`)
弦楽四重奏なんかは素直に時代の変遷を写してるし
グレは明確に前時代の総括的な作品だと思う
浄夜は多分普通に一番聞かれる曲だろうけどもろだ
シェーンベルクに特徴的なことかもしれないけど
この辺は言わば前衛的な作品と並行して作ってる
そうそう一気に壊しているとは言えない気がするんだけどね
随分前にリスト晩年の無調的な曲とかもあるし
多分作り手の感覚としてはそんなに急激なものではなかったんじゃないかな
多分誰かが踏み出すだけだったんだと思う
彼自身の評価はともかく時代を総括したと言われる作曲家とやってることはさほど違わない気がするんだ
参考:2010/10/10(日)22時43分32秒