・電子、電波情報などを収集していたとみられる中国軍機が八月、複数回にわたって 東シナ海上空で日本の防空識別圏に侵入し、航空自衛隊の迎撃戦闘機が緊急発進 (スクランブル)していたことが十三日、明らかになった。中国は東シナ海の日中中間線 付近でガス田開発を進め、九日にはガス田付近を航行する中国海軍の艦艇が初めて 海上自衛隊哨戒機によって確認された。昨年十一月には沖縄県石垣島近くの海域で 中国原潜が領海侵犯するなどこの地域での活動を強めており、防衛庁は警戒を強めている。