ずいぶん昔、地方興行で、武藤・蝶野組対橋本と誰かの試合があった。 橋本が猛烈に武藤を攻め込んで、当時そろそろヤバくなってた武藤の頭が乱れてきた。 橋本と武藤、どうみても武藤のほうが「いい方」だ。 その時、比較的静かな地方の会場に、ひときわ高く響く子供の叫びが。 「かっぱしゃ~ん、がんばれ~!!」 攻めていたにも関わらず固まって吹き出した橋本、 やられ顔を作れずに苦笑いの武藤、 コーナーで控えながら、ポストに顔を埋めて肩で笑ってる蝶野。 まだみんな20代の頃の、ほほえましい思い出です。