「あのひとのお父さんが悪いのですよ」 何気なさそうに、そう言った。 「私たちの知っているOZちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、 あれでやおい脳でなければ、いいえ、やおい脳でも、……神様みたいないい子でした」