2010/11/01 (月) 06:01:06 ◆ ▼ ◇ [qwerty]○「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」・4話
冒頭、唐突な友達バレのシーン…シチュエーションが成り立っていない。唐突に食い下がる友達の動機付け
も不十分なら、「もし、(別の用事で有明に来ている)あの子と会っちゃったらどうしよう…あちゃあ、会っ
ちゃった!」という前フリも無い。唐突に「コミケの帰り、同人誌で満載の袋を友達に見られたらどうする?
オタクの皆さんは感情移入してね~」という茶番なシチュエーションが付き付けられるだけ。何だこりゃ。
その後の、兄貴の説教と妹の(ワガママな)SOS発信のシーンも心理誘導がおざなりで、ギターソロの悲し
げなBGMが「深刻なシーンなんですよ?」とテキトーに補助してるだけ。観客が必死に脳内補完しないと、
何をやっているのかも判らない。絵が綺麗なだけで、脚本も演出も丸でやる気無い。
5話にして、もうスタッフの皆さんもイヤになっちゃいましたか?
まぁ当然と言えば当然ですねぇこんな屑企画。
兄貴と親友との電話のシーンで、ようやく「あぁ、一般人からの誹り(そしり)の矢面に観客を立たせ、兄貴
のキャラに弁護させるオモワクなのね」と、このシチュエーションを仕掛けた理由は理解出来るが、上滑り
で投げやりな脚本、演出。「観客が突然に被告席に引っ張り出されて、アニメキャラが"彼は悪くないんで
ちゅ~"と弁護してくれる人民裁判が始まる」という茶番に、もうスタッフ諸氏も付き合う気もないか。
親友の嫌悪感は「マスコミの捏造に踊らされ自分の目で事を確かめる前に決め付ける色眼鏡視線の一般人
の代表格」としてお膳立てされる。コレがヒロインを失墜させようとする意地悪なライバルが、そういった
一方的な誹謗中傷を吹聴して、ソレに親友が惑わされる…という持って行き方ならば、まだ話は判るが…
3話では厳格に描かれた親父からの伏線もなんも無い裏情報で、安直に反証の手掛かりを得る主人公。
棚から転がり込んだボタモチで、偉そうに「オタクの名誉回復の弁護席」にちゃっかり納まる。
こんな茶番を自作自演しといて「僕ちゃんオタクの
みんなの味方でちゅ~」とアピールされてもなぁ(笑)。
ハイ、もうスタッフの皆さんもやる気ありませんね。
こうなると思ってましたよ(笑)。こんなヤラセにマトモに付き合ってたら、神経オカシくなっちゃう
もんね。最後の、日中の往来で「エロゲ大好き!」宣言するヒロインの顔アップは、もう作監様もやる気を
なくしてカエルみたいな無表情。ソコに「あ~、主題歌インストでもかけとけ」とやる気無いBGM指定。
ぶわははははははは!!!お、お笑いだ、こりゃ!!!
崩壊しましたね。まァ、こんな詐欺商品にはお似合いのオチでしょう。チャンチャン♪。
まぁ、これはトートツな茶番ギャグに逃げる事で…詐欺師が急に滑稽な姿をさらけ出すことで逆に批判の
目をかわそうというポーズかも知れませんので、もう少し追いますわ。詐欺師が急に滑稽にコケてみせた
ところで人間味なぞ感じない、醜怪なだけですが。
「俺妹」、自壊しました。
スタッフの皆様は、災難でしたね。でも、こんな洗脳霊感商法企画に最後まで付き合わないで「やって
られねぇ!止めだ、止め!みんな、止めようぜ!」と立ち上がって下さったのなら、頼もしく思います。
それなら私の良く知っている「楽しい、正しいアニメ」のスタッフ様方だと思います。再び尊敬します。
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