私は、その者たちの自信の強さにあきれている。彼らの、その確信は、どこから出ているのだろう。 所謂、彼らの神は何だろう。私は、やっとこの頃それを知った。 家庭である。 家庭のエゴイズムである。 それが結局の祈りである。私は、あの者たちに、あざむかれたと思っている。 ゲスな言い方をするけれども、妻子が可愛いだけじゃねえか。