2010/11/23 (火) 16:07:12        [qwerty]
【ソウル23日聯合ニュース】北朝鮮が23日午後2時34分ごろ、黄海上の軍事境界線と位置付ける
北方限界線(NLL)に近い延坪島付近の海域に数十発の海岸砲を発射し、このうち数発は、住民が
いる延坪島に落下した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。

韓国軍も北朝鮮海岸砲基地付近に自走砲「K-9」で数十発を応射した。現在、人命被害が出てい
ないか確認を進めている。

合同参謀本部関係者によると、韓国軍は陸海空の合同作戦遂行能力を高めることを目的とする
護国訓練を同日から実施。その一環として、黄海の南側に向け上射撃訓練を行っていたところ、
北朝鮮が数十発の海岸砲を発射した。このうち数発が延坪島に落下し、山火事が発生したと伝えら
れた。

韓国側も北朝鮮の海岸砲基地がある陸上に向け応射するとともに、さらに挑発すれば強力対応する
と警告放送を行った。

軍関係者によると、北朝鮮の射撃は現在も続いている。これを受け、合同参謀本部は局地挑発最高
対応態勢を発令した。危機管理体系を稼動し、全軍の警戒態勢を強化。北朝鮮のさらなる挑発に備
えた確固たる軍事対応態勢を完備していると述べた。

また、北朝鮮の射撃で韓国軍兵士4人が重軽傷を負い、延坪島住民にも被害が及んだと伝えられた。