2005/09/17 (土) 19:33:06 ◆ ▼ ◇ [qwerty]60年代流行語
(1)ツーテン
新宿でたむろしてシンナー遊びなどをする若者
「ツーテン」とは通勤と「フーテン」を掛け合わせた言葉。
「ツーテン」とはわざわざ電車で新宿に来てたむろする若者で、「フーテン」とはピッピーの日本語版
(2)シスター・ボーイ
なよなよした男の子を指す言葉
56年製作のアメリカ映画「お茶と同情」に登場する主人公のあだ名が語源となっている。
(3)親指族
パチンコ熱に浮かされている人々を指した言葉
今まで想像できないが、戦後間のない時代のパチンコ台は左手で玉を補充(ほじゅう)しながら、右手で玉を打つレバー方式。
右手の親指でしきりにレバーを弾くことから「親指族」と呼んだ。
(4)チャリンコ
子供のスリを指す隠語
現在ではチャリンコは「自転車」を指す言葉である。
「チャリンコ」がなぜ少年スリを指す隠語になったのか、その語源、理由は不明。
(5)アルサロ
「アルバイト」の素人女性がホステスを務める「サロン」のこと
「サロン」と聞くと水商売のイメージが強いが、50年のオーブン当初は親が店に送り迎えするような良家の子女が沢山勤めていた。
その後、時代の流れとともにサービスの内容が過激になり、風俗へと変わっていった。
(6)エントツ行為
タクシーの運転者が不正に料金を請求しポケットマネーとして稼ぐこと
空車の表示が旗のように立っていた昔のタクシーは、これを横に倒すと料金メーターが作動するようになっていた。
この旗が立ったままの状態を「エントツ」と呼び、この旗をうっかり倒し忘れたふりをすることを「エントツ行為」と言うようになった。