宮さんが悩んでいて、2人で吉祥寺の街を延々と散歩したことがあるんです。2 人で喋りながら歩いていたのですが、なかなか思いつかないでいる時に突然、 彼が「うさだまだ。うさだまを大きくすればいい」と言い出したんです。そこ でパッと喫茶店に入って、紙に顔を描いて、そしてうさだまをでっかく描いた んです。「これだ!」と言って。 それで、「何でうさだまが大きかったか?」ということですよね。見た目は 単に大きいだけだけど、翻訳すると、うさだまがしんきちを守っている、つま りまだ自立はしていない、自立したらこんなに大きなうさだまはしなくて済 む、なんて考えるんですよ。しんきちの持っている弱さの象徴ですよね。 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1011/25/news024_3.html