2010/12/03 (金) 21:26:06        [qwerty]
湖北省の高速道路上で11月30日、監視カメラが路上で太極拳の練習を続ける男
性の姿をとらえた。男性は背広姿に革靴で、そばにはアタッシェ・ケースを置
くなど、「ビシッと決めた姿」だった。警察官が駆けつけたが、男性は「忘我
状態」で、声をかけるまで気づかなかったという。中国新聞社が報じた。

  男性が太極拳をしていたのは、上海と重慶を結ぶ滬渝高速道路の上。監視
カメラは、男性が路上に進入し、やってくる自動車を待つようなそぶりをした
後に、太極拳を始める様子をとらえた。スピードを出してそばを通り過ぎる自
動車もあったが、男性は気にもとめなかった。

  駆けつけた警察官が男性を安全な場所に移動させて事情を聞くと、男性
は、仕事で他の都市に出かけることになったが、知人の車が高速道路上で
「拾ってくれる」ことになっていた話した。待っても来ないので、太極拳の練
習を始め、没頭したという。

  警察官が、「高速道路に歩行者が立ち入ることは違法行為であり、極めて
危険」と教えたところ、男性はやっと「自分はそんな危険なことをしていたの
か」と恐がりはじめた。