昭和末期――ロリコンへの風当たりが今ほど厳しくなく、その手の雑誌や写真集が普通の本屋で買えた時代。 そんな時代に迷い込んでしまった、ひとりのロリコン男がいた。 公園、団地、銭湯……街のそこかしこで、妖精たちが無防備な姿をさらしている。 どうせ元の時代には帰れないんだ……欲望のままに生きてやる! そう決意した男は、さっそく獲物となる少女を物色しはじめた――