2010/12/19 (日) 18:58:38 ◆ ▼ ◇ [qwerty]Amazonのカスタマレビューとは、簡単に言って、本の感想や推薦文などを投稿する機能で、購入検討中のユーザーは、それを元に購入の成否を決める場合もあり、販売上、とても重要であると言われています。
その一方で、カスタマレビューを何万本も書いたとしても、レビューを買いた人間には1円にもお金が入らず、レビューワーには金銭的なメリットは皆無です。
よって、昔からの疑問だったのが、amazonでカスタマレビューを書いても、何の徳にもならないのに、なぜか書く人がいるのか、という事。
しかし、自分がレビューを書いて、出た答えが、レビューを書く事が他人に認められる快感をくすぐる、という事です。
Amazonのカスタマレビューは、そのレビューを読んで、参考になったか否かを、「はい」か「いいえ」で投票されますが、書いたレビューに「はい」の数が増えると、素直に嬉しいです。
逆に「いいえ」の数が増えると、何気に落ち込みますが、それが次はもっと「はい」を取れるレビューを書こう!という、リベンジの原動力になったりします。
あと、書籍にカスタマレビューの数が増えると、表示スペースの関係上、その書籍のトップページには、一部のカスタマレビューしか表示されなくなりますが、
この表示される基準が、「はい」の本数と、参考になった割合で決まりま。
よって、人気のレビュー数が多い書籍の中で、自分のレビューが常に表示されていると、何気に優越感があります。
尚、amazonにはレビューワーさん自体のランキングもあるらしく、その上位に入ると、おそらくは、かなりの優越感に繋がり、
もっとレビューを書きたくなる→その為にamazonで本を買う、という流れも作り出します。
まとめると、amazonは広告にお金を掛けず、下記の様に売り上げアップが出来ている訳です。
1. クチコミの自然発生による、ユーザーへの購入率の上昇
2. レビュワーのヘビーユーザー化による、安定顧客の増加
このお金を掛けない売り上げアップの原動力は、お客さんの他人に認められたい欲求を如何に利用するか、という点。
きっと、ここまで読んで、ピンと来た人は、自分の商売に活かす、次のアイデアも思い浮んだのでは?
是非、自信のビジネスに落とし込んでみて下さい