タバコを吸うっていうことを車にたとえてみましょう。今まで話してきたようにタバコには 多くの有害物質が含まれていて、それが吸う本人のみならず周りの人にまで危険を及ぼして いるわけですね。ここに赤信号で止まれない車があります。赤信号を突っ切ることで快感をえる。 タバコを吸ったときが快感である、ていうふうに考えましょう。でも、今日突っ切れたから みんな大丈夫だよ、タバコそんなに危なくないよって、言えるでしょうか?たまたま事故が なかっただけ、病気にならなかっただけ。時に赤信号を突っ切っていると横からトラックが 交差点に入ってくるかも知れません。あるいは本人は助かるかも知れませんが、 小さいお子さんを乗せたお母さんの軽四にぶつけて巻き添えにしてしまうかも知れません。 この赤信号で止まれない車を嗜好品と称して自動車会社で売ってるとしたら、その会社の 企業モラルはどうなんでしょうね。許されるものでしょうか。信号でちゃんと止まれる車に 乗り換えなきゃいけない。タバコをやめなきゃいけないということなんですよね。