2011/01/10 (月) 13:26:44        [qwerty]
9月の頭にファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の
国有化が発表されて暴落したんです。

そのときに僕は ‘05年のりそなHDのこと※を連想した。りそなは国有化発表の翌日に暴落した後、
どんどん上がっていった。アメリカ人はりそなのことを知らないし、これはスゴいチャンスだなと。
※りそなホールディングスの国有化は実際は2003年に起こった出来事

日本株とのバランスを考えて、45億円分買おうと思って注文したら、通らなかった。
「一度に1万株未満しか注文できません」って。1万株って100万円分くらいだから、
45億円買うとなるとものすごい大変で。で、その日は5時間くらいチマチマ注文して・・・・・・

結局、何日かに分けて 30億円分買いました。ファニーメイを約 2100万株、
フレディマック約900万株、合計で3000回以上注文したら、上腕の、三角筋が筋肉痛になりました。
あ、注文するときはこの筋肉を使ってるんだって、一つ勉強になりました(笑)。

でも、その間に株価は下落したから結果的にはよかったのでは? → ところがそうじゃないんですよ。
15億円分余っちゃったから、ちょうど暴落してたリーマン・ブラザーズに手を出しちゃったんですよね。
7億円ほど買ったら 2日後に倒産して、紙切れになりました。

リーマンが倒産して地合いがすごく悪くなって、空売り規制が発動されたんです。
その途端にこ 2銘柄が投機的に上がっていった。25日にピークをつけたんですけど、
そのときは一時的に含み益が50億円くらいになりました。

ところが売るときも3000回注文しないといけないから、一日で売れない。
売りたいのに売れないってものすごいストレスですよ。あの日に全部売れてれば40億円は稼げたんですけどね。

最終的にはリーマンの損や為替差損、手数料、税金を差し引いて7億円くらいのプラス。
でも、米国株取引は大失敗。ファニーメイとフレディマックは想像したような値動きをしなかった。

もしリーマンが倒産しなくて空売り規制がなかったら、すごい損失を抱えたし、
そしたら多分、僕、株はやめてたと思います。いい勉強になりました。

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こいつに取っちゃ100億くらいたいしたことないんだろう